GRANT¶
概要¶
GRANT ( privilege [, ...] | ( ALL PRIVILEGES ) )
ON [ TABLE ] table_name TO ( user | USER user | ROLE role )
[ WITH GRANT OPTION ]
説明¶
指定された権限を指定されたグランティに付与します。
ALL PRIVILEGES
を指定すると、DELETE、INSERT、SELECT権限が付与されます。
ROLE PUBLIC
を指定すると、PUBLIC
ロール、つまりすべてのユーザーに権限が付与されます。
オプションのWITH GRANT OPTION
句を使用すると、グランティはこれらの同じ権限を他のユーザーに付与できます。
GRANT
文が成功するには、実行するユーザーが指定された権限と、それらの権限に対するGRANT OPTION
を保持している必要があります。
例¶
テーブルorders
に対するINSERT
とSELECT
権限をユーザーalice
に付与します。
GRANT INSERT, SELECT ON orders TO alice;
テーブルnation
に対するSELECT
権限をユーザーalice
に付与し、さらにalice
がSELECT
権限を他のユーザーに付与できるようにします。
GRANT SELECT ON nation TO alice WITH GRANT OPTION;
テーブルorders
に対するSELECT
権限を全員に付与します。
GRANT SELECT ON orders TO ROLE PUBLIC;
制限事項¶
一部のコネクタではGRANT
がサポートされていません。詳細はコネクタのドキュメントを参照してください。