パスワード認証¶

Presto は、資格情報を検証しプリンシパルを作成するカスタムパスワード認証機能を使用して、ユーザー名とパスワードによる認証をサポートしています。

実装¶

PasswordAuthenticatorFactory は、PasswordAuthenticator インスタンスの作成を担当します。また、管理者が Presto の設定で使用できるこの認証機能の名前も定義します。

PasswordAuthenticator には、資格情報を検証し、システムアクセス制御によって承認される Principal を返す単一のメソッド createAuthenticatedPrincipal() が含まれています。

PasswordAuthenticatorFactory の実装は、プラグインとしてラップし、Presto クラスタにインストールする必要があります。

設定¶

PasswordAuthenticatorFactory を実装するプラグインがコーディネーターにインストールされた後、etc/password-authenticator.properties ファイルを使用して設定されます。access-control.name 以外のすべてのプロパティは、PasswordAuthenticatorFactory の実装に固有です。

password-authenticator.name プロパティは、Presto が PasswordAuthenticatorFactory.getName() によって返される名前に基づいて、登録済みの PasswordAuthenticatorFactory を検索するために使用されます。残りのプロパティは、マップとして PasswordAuthenticatorFactory.create() に渡されます。

設定ファイルの例

password-authenticator.name=custom-access-control
custom-property1=custom-value1
custom-property2=custom-value2

さらに、コーディネーターはパスワード認証を使用し、HTTPS を有効にするように設定する必要があります。